全英を吹き飛ばせ！熱い戦いに期待！！

米国男子ツアー「B.C.オープン」。1971年に初開催された、比較的新しいトーナメント。過去のチャンピオンには、あのタイガー・ウッズのコーチでお馴染みのブッチ・ハーモンこと、クロード・ハーモンJr.をはじめ、ギル・モーガン、トム・カイト、フレッド・カプルス、ジョン・デーリーなど、そうそうたる顔ぶれが名を連ねている。

今週は、全英オープンが開催されているため、今をときめく選手の名はほとんどないが、「鬼のいぬ間に」と、全選手が優勝狙いに来るため、デッドヒートが繰り広げられる大会として有名だ。過去6年間で、プレーオフまでもつれたのが3回。残る3回のうち、2回が1打差での優勝争いだったことからも、その熾烈さは感じ取れる。

昨年のチャンピオン、ジェフ・スルーマンが、タイトル防衛に挑む。スルーマンは先週も優勝しており、最も波に乗っている選手だ。そして日本からは田中秀道が、ただ一人が出場予定。徐々に調子を上げてきた田中。この大会をスプリングボードに、飛躍を遂げることができるか注目したい。