ビッグネーム不在? 超ビッグネームが首位に立った!
2002/06/01 09:00
米国男子ツアー「ケンパーインシュアランス・オープン」は、トッププレーヤーの欠場が目立ちフィールドが低いと言われている。ビッグネームが出ないのでは・・・ギャラリー数も少なくなってしまったが、大会を盛り上げているのはこの男の活躍だ。
オーストラリアを、いやPGAツアーを代表するスター選手の一人グレッグ・ノーマンが首位に浮上してきたのだ。初日4アンダー4位につけていたノーマンは序盤7ホールをパーで切り抜けると8、9番で連続バーディを奪った。
後半も12番、16番ホールから連続バーディを奪い6ストローク伸ばした。ノーマンの65はこの日のベストスコア。通算10アンダーで2位に2ストロークのリードを奪った。パー3で2つバーディを奪うなどショットの切れが良く、パッティングも安定していた。
2位にはB.エステスなど4人が8アンダーで並ぶ混戦状態になっている。今大会の顔ぶれでは優勝候補と思われたC.ディマルコは、スコアを伸ばせず5アンダーは変わらず3位から18位に後退してしまった。
今週の日本勢は田中秀道と谷口徹が出場している。初日ノーマンと同じく4アンダー8位につけていた田中は、この日スコアを1つ落としてしまい3アンダー32位まで後退してしまった。前日の終盤、ボギーが続き尾を引かなければと心配したが、この日は立ち上がりから苦しい展開になった。
また、初日6オーバーと大きく出遅れた谷口徹は4バーディ、2ボギーとスコアを2つ伸ばし4オーバーになったが、予選通過はできなかった。