2002年 グレーター グリーンズボロ クライスラークラシック

5連続バーディを奪いM.カルカベッキアが7アンダー単独首位

2002/04/26 09:00

米国男子ツアー「グレーター グリーンズボロ クライスラークラシック」がノースカロライナ州のフォレストオークス カントリークラブで開幕した。初日スコアを伸ばしたのは、いづれも早い時間にスタートした選手だった。

首位に立ったのは7アンダーをマークしたM.カルカベッキア。スタートの1番と8番パー3でバーディを奪ったカルカベッキアは、終盤の13番パー5から17番までの5ホール連続でバーディを奪った。

1打差の6アンダー単独2位にはP.スタンコウスキー、さらに1打差の3位にC.キャンベルなど3人が並んでいる。

今週注目されている選手は、この試合がプロ転向初戦となるババ・ディッカーソン。昨年の全米アマチュア選手権に優勝したディッカーソンだが、先日のマスターズでは残念ながら予選落ちになっっている。

この日のディッカーソンは、3番でボギーが先行したが7番でバーディ。そして10番でもバーディを奪いアンダーパーグループに入ってきたのだが、12、17番と2つのパー3をともにボギーにしてしまい1オーバーでのラウンドとなった。

そして、もう一組というかジェイ・ハース、ビル親子にも注目が集まった。父親のジェイはツアー10勝を誇る名プレーヤー、そして息子のビルは現在19歳の大学生。今回はスポンサー推薦を受けての出場になった。

父ジェイは初日ノーボギーの3アンダー、ビルも前半2アンダーで通過したが、後半11番でトリプルボギーをたたくなどスコアを崩してしまった。

そして、今週の日本勢は田中秀道横尾要が出場しているのだが、2人ともにパットしないスコアになってしまった。10番からスタートした田中は、いきなりボギーを叩くと、バーディを奪えず4つのボギーをたたいてしまった。

スコアを伸ばす選手が続出した早い時間にスタートした横尾も10番をボギーでスタートした。そして、前半は2ボギーで収まっていたのだが、後半は4番から4連続を含む6ボギー。8オーバーと大きく出遅れてしまった。2日目の巻き返しに期待する。

2002年 グレーター グリーンズボロ クライスラークラシック