C.ポールソン粘って9アンダー首位キープ。丸山茂樹、T.ウッズが10位
米国男子ツアーの準メジャー「ザ・プレーヤーズ選手権」は初日の豪雨で進行が遅れていたが、3日目の早朝予選ラウンドの残りを消化し、決勝ラウンドは予定通り行われた。
前日3オーバーでラウンドを終了していた片山晋呉は残念ながら1ストローク足らず予選落ちになった。しかし、丸山茂樹は、この大会4度目のチャレンジで初めて予選を通過し、快進撃を見せた。
10番ホールからスタートした丸山は、前半5バーディ、1ボギーの32で回った。18番は丸山にとって鬼門となっていたが、ティショットでフェアウェイを捕らえると、セカンドショットでグリーンを捕らえバーディを奪った。後半は6番でダブルボギーをたたいたが1オーバーで回り通算3アンダー10位に浮上した。
この日はスーパーショットが連発した。ビッグトーナメント特有なのかチップインが続出、18番パー4でC.フランコがイーグルを決めれば、ベテランのC.スタドラーは13番でホールインワンを達成した。
そのスタドラーと同じ組でラウンドしたのが、ディフェンディングチャンピオンのT.ウッズ。初日、2日目とパットが決まらず1アンダーと苦しんだ。2日目すべてパーでラウンドしたアウトコースで3バーディ、1ボギーと2つ伸ばした。しかし、後半はスコアを伸ばせず3アンダ止まり。丸山と並んで10位となっている。
上位も爆発的にスコアを伸ばす選手はいなかったが、前日首位のC.ポールソンが2番でイーグルを奪うなど3ストローク伸ばした。3日間69のラウンドで9アンダー首位をキープしている。
2位には8アンダーのC.パークス、6アンダー3位にはR.メディエイト、J.スルーマンが並んでいる。
3位からスタートしたP.ミケルソンは、前半1アンダーでラウンドしていたのだが、10番ホールでダブルパーの8ストロークを叩いてしまった。これで一気に2アンダー15位まで順位を下げてしまった。