豪雨に見舞われ、午後スタート組がスコアを伸ばしている
2002/03/22 09:00
米国男子ツアーの準メジャー「ザ・プレーヤーズ選手権」の第1ラウンドは、午前中の豪雨のため2時間半ほどの中断となった。練習ラウンドから柔らかめだといわれたグリーンは、さらに柔らかくなった。
コースコンディションが乱れる中、早めにスタートしたした選手は思うようにスコアを伸ばすことができなかった。午後になり風も治まり、首位は5アンダーのP.ミケルソン、C.ディマルコ、S.ホークの3人。3人ともホールアウトはできず明日、残りホールを消化することになった。
この大会に2週連続優勝と大会連覇を狙うT.ウッズは中断後にスタートをきった。10番からスタートし、バーディチャンスにつけるがグリーンをつかみきれず18番で初めてのバーディを奪った。そして2番パー5でもバーディを奪ったが、5番でボギーをたたいたところでこの日のラウンドを終えた。
昨年、一昨年と最終日が豪雨のためサスペンデッドになっているが、今年も天候はまだ荒れると予想される。天候との戦いも選手にとっては重要になってくる。
そして、この日の雨に打ちのめされてしまったのが横尾要だった。前半を1アンダーで通過した横尾は、10番でボギーをたたいてしまった。そして14番で中断になり、このホールをボギー。続く15、16番と3連続ボギーを叩くと、名物ホールの17番、18番でダブルボギーを叩いてしまった。
一気にスコアを崩した横尾は7オーバー142位となった。そして、丸山茂樹は中断にも負けず、2バーディ、2ボギーのイーブン。54位で踏ん張っている。
また、この大会にはカーボーイハットでおなじみの片山晋呉が出場している。スタートの1番でボギーを叩いたが、2番、3番連続バーディ、5番でボギーとなり9番を終えてイーブンパー、丸山と同じ54位グループにつけている。