ドイツが5アンダーで単独トップに!日本は大きく出遅れた
WGC(世界ゴルフ選手権)の今シーズン最終戦「ワールドカップ」が、サウスカロライナ州のキーアワアイランドにあるザ・オーシャンコースで開幕した。今年は大会のスケジュールが変更したため、トッププレーヤーの出場辞退が多くなってしまった。したがって日本チームの丸山茂樹と田中秀道ペアに優勝のチャンスが広がったといえよう。
初日の競技方法は4ボール。各選手がストローク競技を行い、ホールごとに良い方のスコアがチームのスコアになる。
初日トップに立ったのは、A.チェッカとM.サイエム組のドイツチームだ。6番から8番まで3連続バーディを奪うなど、前半で一気にスコアを伸ばした。後半に入ってもスコアを崩すことなく通算5アンダーの単独トップでホールアウト。
2位には、6バーディ2ボギーの通算4アンダーをマークしたB.ドレッジとI.ウーズナム組のウェールズがドイツを追走。また通算3アンダーの3位には、T.レベとR.ジャクリン組のフランスチーム。フランスもドイツと同じく前半で4ストローク伸ばし、首位に立った。しかし後半に入るとスコアを伸ばすことができず、我慢のゴルフが続いた。
地元のアメリカチームはJ.フューリックとJ.レナードがコンビを組んだ。タイガー・ウッズ不在とはいえ、優勝候補であることは間違いない。フューリックは今年の全米オープンのチャンピオン、そしてレナードも今年米国ツアーで1勝を挙げているプレーヤーだ。この日は、出入りの激しい展開となったが、終盤16番、18番でバーディを奪い通算1アンダーの7位タイで初日を終えた。
そして、ディフェンディングチャンピオンである日本チームは、バーディがこない我慢のゴルフ。初日1つもバーディを奪えず、通算2オーバーの18位タイで連覇に向けて大きく出遅れてしまった。明日以降の巻き返しに期待したい。