基金のため！？タイガーが初代チャンピオンを狙う！

米国男子ツアーの第34戦『ドイツバンクUS選手権』が8月29日（金）から9月1日（月）までの4日間、マサチューセッツ州北部にあるTPC of ボストンで開催される。アメリカの祝日であるレイバー・デー(労働者の日)に合わせ、大会は現地の金曜日に始まり月曜日のレイバー・デーに最終日を迎える。

この大会は今年から始まる新規イベント。ドイツ銀行アメリカが、大会での収益を全てタイガー・ウッズ基金に寄付することになっている。ホストプロでもあるタイガー・ウッズは、気合を入れて出場することになりそうだ。

今シーズンのタイガーは、7月のウェスタンオープンまでに4勝を挙げているが、メジャーでは1つもタイトルを取ることが出来なかった。そして先週行われた「WGC-NECインビテーショナル」では、一昨年まで3連覇した相性の良いコースでの開催だったが、北アイルランドのダレン・クラークを捕えることが出来ず4位に終わった。今週は気分も新たに、初代チャンピオンの座を狙ってくるだろう。

今週の日本勢は、丸山茂樹、田中秀道、貞方章男、久保谷健一のレギュラー陣4名が出場を決めている。田中は先週の「リノタホ」で今シーズン最高の6位に入った。昨シーズンも後半に好成績を続けただけに、今週も上位進出の期待がかかる。横尾要は補欠の4番目になっているため出場は難しそうだ。

【主な出場予定選手】
T.ウッズ、J.ケイ、J.フューリック、N.プライス、R.バーンズ、丸山茂樹、田中秀道、貞方章男、久保谷健一