7アンダーでM.スポーザ首位!タイガーは28位スタート
米国男子ツアーの第30戦『ビュイックオープン』が、ミシガン州のワーウィックヒルズ ゴルフ&カントリークラブで開幕した。今シーズン最後のメジャー「全米プロゴルフ選手権」を前にタイガー・ウッズがホストプロとして出場している。
そのタイガーは初日3アンダーと無難なラウンドになった。1番パー5と10番でボギーを叩いたが、5つのバーディを奪っている。ドライバーの調子は相変わらず良くないが、アイアンでのショットは上々。昨年は2日目に首位に立ち、そのまま優勝街道を走ったが、明日スパートをかけてくるか注目が集まる。
初日首位に立ったのは現在賞金ランキング141位のマイク・スポーサ。300ヤードを超えるドライバーショットが唸り、12番パー4ではイーグル。さらに5つのバーディを積み重ね7アンダーまで伸ばした。
1打差の6アンダーにはクレイグ・パークスなど4人が並んでいる。午前中の早い時間に10番ホールからスタートしたパークスが、11番から4連続バーディを奪うなど17番までに6バーディを奪い頭1つ抜け出した。しかし、18番以降は全てパープレーとスコアを伸ばせず、初日は2位タイに終わっている。
昨年3月の「プレーヤーズ選手権」で劇的な優勝を果たしたパークスだが、その後は低迷が続いている。今年の試合でも優勝争いに絡んだが、最終的にはトップ10を外してしまった。あの優勝がまぐれではないと証明するチャンスが来た。
今週の日本勢だが、2週前の「B.C.オープン」で今シーズン初めて予選を通過した横尾要が好スタートを切った。6バーディ、3ボギーの3アンダー。タイガーと並び28位と好位置につけている。田中秀道はイーブンパーの79位、宮里聖志が3オーバー121位。久保谷健一と貞方章男は4オーバー136位と大きく出遅れてしまった。