フェニックスオープン初日途中経過
2003/01/24 09:00
米国男子ツアー第3戦「フェニックスオープン」初日。気温23度という過ごしやすい晴天のもと、多くの選手がスコアを伸ばした。初日トップに踊り出たのは朝早いスタートだったハリソン・フレイザーで9アンダー。
1番ホールからスタートしたフレイザーは、前半に5バーディ、後半にも1イーグル、3バーディ、1ボギーと爆発。特に今大会でキーポイントとなるだろうパー5で確実にスコアを伸ばした。ショットの正確性、パットの安定性とも抜群で、ピン位置が左右に振られる2日目以降にどんなゲームを見せてくれるか注目したい。
2位にはジョン・ヒューストンとデビッド・トムズで7アンダー。トムズは快調にスコアを伸ばし一時は9アンダーでフレイザーと並んだが、最終18番ホールでダブルボギーを叩き後退。
先週に引き続き注目を集めるオーストラリアの21歳アーロン・バデリーは、出だしからボギーが先行する苦しい立ち上がりとなったが、後半にバーディ攻勢でイーブンパーまで戻した。そしてバデリーより若いタイ・トライオンも同様にスタートからつまずき2オーバー。若手の中では年長のセルヒオ・ガルシアは2アンダーでまわり、一日の長を見せつけた。
日本人で唯一出場している田中秀道は、3バーディ、2ボギーの1アンダーでまとめ、初日を72位で終えた。ショットは好調ながらパットが決まらず苦しんだ。明日以降に期待だ。