W.シンプソン好スタート！今田、石川は出遅れる

◇米国男子◇トラベラーズ選手権 初日◇TPCリバーハイランズ（コネチカット州）◇6844ヤード（パー70）

前週、海外男子メジャー第2戦「全米オープン」を制したウェブ・シンプソンが、激闘の疲れも見せずに5バーディ、1ボギーの4アンダーをマーク。首位と2打差の5位タイにつけ、2週連続優勝も狙える好位置で初日を終えた。

単独首位に立ったのは6アンダーでラウンドしたデビッド・マチス。スタートの10番でバーディを奪ったマチスは、続く11番パー3でホールインワンを達成。その後もバーディを奪い序盤6ホールで6アンダーまでスコアを伸ばした。しかし、その後はスコアを伸ばせず停滞している。

首位と1打差の5アンダー2位タイにはウィル・クラクストン、ネイサン・グリーン（オーストラリア）、フレデリック・ヤコブソン（スウェーデン）の3人。大会連覇を狙うヤコブソンは、先週の全米オープンでも上位で戦うなど調子は上々だ。さらに一昨年の覇者であるバッバ・ワトソンも、シンプソンと並び5位タイの好スタートを切っている。

そして、日本の今田竜二と石川遼は、初日から揃って苦戦を強いられた。今田は15番で、石川は11番で1つずつバーディを奪うが、共に5つボギーを積み重ね、4オーバー121位と出遅れてしまった。大会2日目は、まずは予選突破を目指してのラウンドとなる。