2012年 ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション

暴風のためサスペンデッドに M.ウィルソンは逃げ切れるか?

2012/01/22 08:57
暴風のためサスペンデッドとなった3日目、テントが破壊されるなどの強風が吹き荒れた(Denis Poroy/Getty Images)

◇米国男子◇ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション3日目◇PGAウェスト・パーマーコース(6950ヤード、パー72)、ラ・キンタ・カントリークラブ(7060ヤード、パー72)、ニクラス・プライベート at PGAウェスト(6924ヤード、パー72)=米カリフォルニア州

3コースで行われるプロアマ戦形式の第3ラウンドは、上空を吹き荒れる暴風のためサスペンデッドとなり22日(日)の最終日に持ち越しとなった。午前中から強く吹いた風により、ラ・キンタ・カントリークラブで午後1時13分に中断。数分後には残り2つのコースでもプレーをストップ。「残念ながらラ・キンタは非常に危険な状態になっている」と順延を判断した。

第3ラウンドをホールアウトした選手はいないが、そのラ・キンタCCを回ったマーク・ウィルソンが通算21アンダーまでスコアを伸ばして暫定首位。3打差の通算18アンダーでベン・クレインが追っている。

さらに17アンダーにはザック・ジョンソン、通算16アンダーの暫定4位グループにジョン・マリンガー、ロバート・ガリガスジョン・センデン(オーストラリア)の3人、通算15アンダー7位タイにも3人がつけるなど、2位以下は混戦状態。積み残しのホールが多い選手も多いため、大逆転の可能性が残る最終日となりそうだ。

唯一の日本勢、今田竜二はこの日ニクラス・プライベートを12ホール消化。しかし3番から4連続ボギーをたたくなど前半に苦しみ、通算3アンダーの暫定109位タイまで後退した。

最終日は第3ラウンドの積み残し分からプロだけによるラウンドとなり、予選カット後の最終ラウンドはパーマーコースで行われる。

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