J.ローズが逃げ切りV!プレーオフ最終戦へ進出
2011/09/19 09:52
イリノイ州のコグヒルGCで開催された米国男子ツアー「FedEx Cup」プレーオフ第3戦「BMW選手権」最終日。単独首位から出たジャスティン・ローズ(イングランド)が「71」で通算13アンダーをキープし今季初勝利をマークした。
2位以下に4打差をつけて迎えた最終日。しかしローズは我慢と戦いながら18ホールをプレーした。重圧からか2番(パー3)でいきなり3パットのボギー。3メートルを沈めた6番(パー3)から2連続バーディを奪うが、9番(パー5)でティショットを右サイドに大きく曲げてボギーとしてしまう。そして後半15番(パー5)でまたしても第1打を右に曲げて4オン2パットのボギーを叩き、2位のジョン・センデン(オーストラリア)に1打差まで迫られた。
しかし17番。フェアウェイからのセカンドショットをグリーン手前の花道に外してしまったローズは、ここ一番の集中力を発揮した。ウェッジでのアプローチを直接カップに沈めるチップインバーディで再び2打差に。力強くガッツポーズを作り、なんとか逃げ切った。今大会を「FedEx Cup」ポイント34位で迎えたが、3位に急浮上し次週の最終戦「ザ・ツアー選手権」出場のチケットも獲得した。
2位は通算11アンダーのセンデン。通算10アンダーの3位タイに同じオーストラリアのジェフ・オギルビーが入った。初日4オーバーの56位タイと大きく出遅れたルーク・ドナルド(イングランド)は残り3日間で安定したプレーを見せ通算8アンダーの単独4位で終えている。
そしてウェブ・シンプソンは通算7アンダーの5位に入り、「FedEx Cup」ポイントの首位を守ってプレーオフ最終戦に入る。