強いタイガー復活!逆転で2年ぶり7度目の優勝!
2009/08/10 11:29
オハイオ州のファイヤーストーンCCで開催されている、WGC(世界ゴルフ選手権)の第3戦「WGCブリヂストンインビテーショナル」の最終日。タイガー・ウッズが通算12アンダーで逆転。2週連続優勝を手にしている。
単独2位で最終日を迎えたタイガー。スタート時点で首位のパドレイグ・ハリントン(アイルランド)との差は3ストローク。しかし、その差は、優勝に狙いを定めたタイガーの前では無いも同然だった。立ち上がり早々の2番でイーグルを奪って1打差に詰めると、4番から連続バーディを決めて一気に逆転。さらに前半上がりの9番でもバーディを決めて引き離しにかかる。後半は13番から連続ボギーを叩いたが、その後16番、そして最終18番でバーディを奪い返してフィニッシュ。通算12アンダーで大会7勝目、今季5勝目を手に入れ、「全米プロゴルフ選手権」へ向け、最高の準備を整えた。
タイガーに続き2位につけたのはハリントンとロバート・アレンビー(オーストラリア)。単独首位でスタートしたハリントンは、前半スコアを伸ばせず、タイガーに3ストローク差を逆転されてしまう。後半に入り、タイガーが崩れた場面もあったが、勝負所の16番でハリントンはトリプルボギー。通算8アンダーまでスコアを落とし、なす術なくタイガーにタイトルを譲ってしまった。
通算7アンダー、4位タイにはハンター・メイハンとアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)。続く6位タイにはスティーブ・ストリッカーら3人が並んだ。片山晋呉は最後までスコアを伸ばせず通算12オーバー、70位タイでフィニッシュ。五十嵐雄二は通算22オーバー、78位で大会を終えている。