タイガー、首位P.ハリントンの背後に迫る!
2009/08/09 14:56
オハイオ州のファイヤーストーンCCで開催されている、WGC(世界ゴルフ選手権)の第3戦「WGCブリヂストンインビテーショナル」の3日目。パドレイグ・ハリントン(アイルランド)は通算10アンダーで変わらず単独首位。タイガー・ウッズが単独2位に浮上している。
前日、スコアを伸ばせず13位タイに後退したタイガー。この日の前半も2バーディ1ボギーと我慢のゴルフを展開したが、後半に入ると積極的な動きを見せる。13番でこの日3つ目となるバーディを決めると、15番から連続バーディ。そして、最終18番もバーディで締め、通算7アンダーとして、首位と3打差の単独2位に浮上。大爆発ではなかったが、しっかりとベストスコア「65」をマーク。獲物を狙う虎のように、少しずつ間合いを詰めてきた。あとは、跳びかかる瞬間を待つだけだ。
2日間、首位の座を守り3日目を迎えたハリントン。この日は1番からバーディを決める好スタートを切ったが、その後は伸びることなくイーブンで前半終了。後半はタイガーに負けず、こちらも4バーディをマークして通算10アンダー。2位のタイガーとの差は3ストローク。このまま逃げ切ることができるだろうか?
通算5アンダー、単独3位につけているのはジェリー・ケリー。4位タイからスタートしたケリーは4バーディ3ボギーと、辛うじてスコアを伸ばしている。続く通算4アンダー、4位タイには、ケニー・ペリー、ザック・ジョンソン、アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)ら実力者が10人。苦戦が続く片山晋呉はこの日も3つスコアを落とし、通算9オーバーの71位タイ。五十嵐雄二は通算20オーバー。前日と変わらず79位で3日目終えている。