ブランクスが単独首位!今田は72位タイ
2011/07/08 13:27
イリノイ州にあるTPCディアランで開催されている米国男子ツアー第29戦の「ジョンディアクラシック」の初日が開幕。リーダーズボードの上位には、見慣れない名前が並んだ。
この日、通算8アンダーで単独首位に立ったのは、08年のネイションワイドツアーで一勝を挙げているクリス・ブランクス。10番スタートのブランクスは、終盤5番から5連続バーディを奪い一気に首位に躍り出た。38歳のブランクスは、現在のPGAパットランキングで182位と下位に沈み、今シーズンはパットに苦しんできた。今季は20試合中11試合で予選落ちを喫しているが、ようやく明るい兆しが見えてきたようだ。
また、1打差の2位タイに続くのは、デービス・ラブ3世とスティーブ・マリノ、そしてマット・マッキラン(カナダ)の3選手。このマッキランの上位進出も大きな衝撃を与えている。というのも、今シーズンは1月のソニーオープンで54位タイに入ったものの、以降10戦連続で予選落ち。03年にプロ転向したマッキランだが、05年には地元カナダ・オンタリオで2年間バーテンダーを勤めるなど、苦労を重ねて今がある。「前向きでいること、忍耐強くあるとこは簡単ではない。でも、僕はここにいる。僕はここにいる権利をつかんだんだ。だから、楽しんで、そしてバーディを獲るために頑張っている」。
その他、大会3連覇を目指すスティーブ・ストリッカーは首位と3打差の7位タイと好発進。一方、今田竜二は3バーディ2ボギーの通算1アンダー。バーディを量産する上位陣からは少し水を空けられて、72位タイで初日を終えている。