2009年 チューリッヒクラシック

J.ケリー、辛くも逃げ切り7年ぶりの歓喜!

2009/04/27 11:24
7年ぶりとなる久々の栄冠を手にしたJ.ケリー(Dave Martin /Getty Images)

ルイジアナ州のTPCルイジアナで開催されている、米国男子ツアー第16戦「チューリッヒクラシック」の最終日。ジェリー・ケリーが通算14アンダーとして、2002年以来となるツアー優勝を手に入れた。

2位に3打差をつけて最終日を迎えたケリー。5番でバーディを決めるが、中盤で2ボギーを叩いて足踏みしている間に後続の追撃を許し、3ストロークあったリードもなくなってしまう。しかし、追いつかれた直後の11番から粘りのゴルフを展開して2つのバーディを決めて再びリードを奪い、2位に1打差でフィニッシュ。2002年7月の「アドビルウェスタンオープン」以来、約7年ぶりの勝利を手にした。

そのケリーを最後まで追い込んだのは、チャーリー・ウィ(韓国)とチャールズ・ハウエルⅢ、そしてロリー・サバティーニ(南アフリカ)の3人。ウィは4バーディ、ノーボギーでラウンド、ハウエルⅢは終盤2ボギーを叩くまで首位、サバティーニはこの日のベストスコアタイ「67」をマークと、それぞれ見せ場を作ったが、ケリーの勝利への執念には及ばず、通算13アンダーの2位タイで大会を終えた。

通算12アンダー、5位タイでフィニッシュしたのは、スティーブ・マリノデビッド・トムズ。続く通算11アンダー、7位タイには、アーロン・ワトキンスとスティーブ・ストリッカーが食い込んでいる。

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