日本育ちのD.ウィルソンが単独首位に浮上!!
2004/09/18 09:00
テキサス州のサンアントニオにあるラカンテラゴルフクラブで開催されている、米国男子ツアーの第37戦「バレロテキサスオープン」2日目。ライダーカップの影に隠れてしまったが、日本ツアーでお馴染みにディーン・ウィルソンが単独首位に浮上した。
初日6アンダーで首位に3打差の2位につけたウィルソンは、6バーディ、1ボギ-で5ストローク伸ばし11アンダー。米ツアーに参戦後、初めての単独首位に踊り出た。2002年のQスクールを突破したが、優勝争いに顔を出すことは殆どなく、今シーズンは賞金ランキング150位と苦しい戦いが続いている。先週、2度目の14位フィニッシュと調子を上げてきただけに、残る2日間に注目したい。
1打差の単独2位には、初日9アンダーで飛び出したテッド・パーディがスコアを1つ伸ばして踏ん張った。さらに1打差の9アンダーにはJ.J.ヘンリー、ジョン・センデンなど4人が並ぶ混戦となってきた。
今週は賞金ランキング上位選手の欠場が目立つが、現在の30位以内ではジェリー・ケリーが唯一出場している。そのケリーは、初日が4アンダーの12位、そして2日目にはスコアを3つ伸ばし通算7アンダーで9位に浮上してきた。優勝経験の少ない選手たちに背後からプレッシャーを賭けられるか。
今週日本からは宮瀬博文のみが出場している。初日2アンダーの41位とまずまずのスタートを切ったが、この日はスコアを1つ落としてしまった。上位進出を狙ったが、残念ながら1打足りず予選落ちになってしまった。