2009年最初の勝者はG.オギルビー!今田竜二は18位タイでフィニッシュ!
2009/01/12 14:37
ハワイ州マウイ島にあるプランテーションコースatカパルアで開催されている2009年度米国PGAツアーの開幕戦「メルセデスベンツ選手権」の最終日。ジェフ・オギルビー(オーストラリア)が4日間首位を走り抜く完全優勝を飾っている。
2位に6打差をつけて最終日を迎えたオギルビー。これまでの安定感からして、難なく勝利を手にするかと思われたが、スタートからまさかの連続ボギー。5、6番でスコアを戻したものの、直後7番から再び連続ボギー。楽勝ムードも一転する。しかし、上がりの9番でイーグルを奪うと、これをきっかけに立ち直り、後半は4連続バーディを決めるなどして通算24アンダー。最終的に2位に6打差をつけ、見事に2009年最初の勝者となった。
2位タイにつけたのは、アンソニー・キムとデービス・ラブⅢ。どちらもスタートの段階では7ストロークの差があったが、じっくりとスコアを伸ばし、キムは2ストローク差まで詰め寄った。しかし、後半に入り、一気に勝負を掛けたいところで両者ともスコアが伸びず、通算18アンダーでフィニッシュ。オギルビーに大差をつけられての2位タイに並んで大会を終えている。
11位タイからスタートしたシーン・オヘアーは、前半に4連続バーディ、後半も1イーグル、2バーディとスコアを伸ばし、ベストスコアとなる「65」をマーク。通算17アンダーとし、単独4位でフィニッシュしている。通算16アンダー、単独5位にはジャスティン・レナード、通算16アンダー、6位タイには、アーニー・エルス(南アフリカ)とザック・ジョンソンが並んだ。日本の今田竜二は通算9アンダー、18位タイでフィニッシュ。大会前半は上位につけるなど、今季も十分に戦えることを見せて大会を終えている。今後の戦いぶりに注目したい。