G.オギルビー、独走で優勝に王手!今田竜二は優勝争いから脱落
2009/01/11 15:04
ハワイ州マウイ島にあるプランテーションコースatカパルアで開催されている2009年度米国PGAツアーの開幕戦「メルセデスベンツ選手権」の3日目。この日もスコアを伸ばしたジェフ・オギルビー(オーストラリア)が、通算19アンダーまでスコアを伸ばし、優勝に大きく近づいている。
ここまで、安定感抜群のゴルフで首位を守ってきたオギルビー。この日はその安定感に勢いが加わった。スタートホールからバーディを決めると、その後4番から連続バーディをマーク。さらに9番、10番と折り返しを挟んでスコアを伸ばすと、13番からは3連続バーディを奪って通算19アンダー。他の上位陣が伸び悩む中、ひとり気を吐き独走態勢に。このまま2009年最初の勝者となるのか?注目したい。
D.J.トラハンと並ぶ2位タイに浮上してきたのは、ジャスティン・レナード。レナードは2度の3連続バーディを含む8バーディ、ノーボギーでラウンド。トラハンは、前半2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばせなかったものの、後半に持ち直し、通算13アンダー。しかしながら首位との差は6ストローク。逆転は難しい状況となっている。
通算12アンダー、4位には、折り返しを挟んで6連続バーディをマークしたカミロ・ビジェガス(コロンビア)に、ケニー・ペリー、デービス・ラブⅢ、アンソニー・キムの4人。明日、早い段階でどこまで首位に近づけるかが勝負のカギとなりそうだ。日本期待の今田竜二は、この日3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーと、1つスコアを落とし通算6アンダー、18位タイに後退し、優勝争いから脱落。最終日の巻き返しに期待したい。