強豪勢不在の今大会、日本の田中、今田、谷原に期待!
2005/08/23 09:00
米国男子ツアー第35戦「ビュイック選手権」が、8月25日(木)から28日(日)までの4日間、コネチカット州、TPC at リバーハイランズで開催される。
昨年は、最終日にウッディー・オースティンとティム・ヘロンの2人によるプレーオフへと突入。勝負がついたのは、1ホール目の18番パー4。ここで、オースティンが2打目をピンそば2メートルにつけるスーパーショットを見せる。対するヘロンはパーオンに失敗して、このホールをパー。オースティンは見事にバーディを決めて、優勝の栄冠を掴んでいる。果たして今年2連覇なるか。
さらに、先週の「リノ・タホオープン」で、大会2連覇を達成し、コンディションを上げているヴォン・テーラーにも注目。4日間通して首位に立つという、完全優勝を成し遂げて、今波に乗っているだけに、2週連続での勝利も十分考えられる。
また、そのほかの選手としては、クレイグ・スタドラーの息子、若手のケビン・スタドラーを始め、ベテランのスティーブ・エルキントンらが参戦。実力が伯仲しているだけに、混戦は必至だ。
最後に日本からは、田中秀道、谷原秀人、今田竜二の3人が参戦。なかでも、昨年3日目を終えた時点で通算6アンダーの6位タイに浮上し、米国ツアー初優勝まで、あと一歩のところまで迫った田中には期待がもてる。ゲンのいい今大会での活躍が楽しみだ。
【主な出場予定選手】
田中秀道、谷原秀人、今田竜二、M.カルカベッキア、V.テーラー、W.オースティン、J.ローズ、J.スルーマン、L.ウエストウッド、S.エルキントン、K.スタドラー、B.ワッツ