V.テーラーが大会連覇と完全優勝を達成!田中は59位、谷原は72位
2005/08/22 09:00
ネバダ州モントルーG&CCで行われている、米国男子ツアー第34戦「リノ・タホオープン」の最終日。この日、前日からの貯金を生かし、クレバーなプレーを続けたヴォン・テーラーが、通算21アンダーで2位以下を振り切って、大会連覇と完全優勝を成し遂げた。
テーラーは、最終日もクレバーなプレーを続けた。この日は6番でボギーを叩き、嫌な流れとなったが、すぐに9番でバーディ奪って取り返す。その後はバーディが奪えず苦しい展開となったが、なんとかパーでしのぎ、後続に3打差をつけて勝利を掴んだ。
そんな、伸び悩むテーラーをとらえるべく、スコアを伸ばしてきたのがジョナサン・ケイだ。最終日は、3番と4番、11番と12番で2回の連続バーディを奪うなど、6バーディ、1ボギーというチャージを見せた。最終的には、通算18アンダーまでスコアを伸ばしたものの、単独2位でフィニッシュ。あと一歩、優勝へ届かなかった。
また、通算17アンダーの単独3位には、前日2位につけていたトッド・フィッシャーが入った。そのほか、注目選手の1人、クレイグ・スタドラーの息子、ケビン・スタドラーは通算5アンダーの41位タイでホールアウト。また、日本ツアー育ちのトッド・ハミルトンは、通算2アンダーの57位タイに終わった。
最後に日本勢だが、田中秀道がスコアを2つ伸ばしたものの、時すでに遅く通算1アンダーの59位タイ。一方の谷原秀人は、この日もスコアを4つ落として、通算8オーバーの72位で競技を終えている。