混戦を制したのは伏兵Ba.ブライアント!タイガーは3位タイ
2005/06/06 09:00
オハイオ州のミュアフィールドビレッジGCで行われている、米国男子ツアー第23戦「ザ・メモリアルトーナメント」の最終日。3日目を終えて首位に4人が並ぶ大混戦となった今大会。首位につけていた伏兵バート・ブライアントが、強豪勢を抑えて優勝した。
前半、首位スタートのフレッド・カプルスとブライアントは、バーディの後にボギーとスコアを伸ばせずにいた。続く後半、先に仕掛けたのはカプルスだった。15番までに4つスコアを伸ばし単独首位に立ったが、16番でボギーを叩き後退。その隙にブライアントが、後半だけで一気に4つスコアを伸ばし、通算16アンダーでツアー通算2勝目を飾った。
また、通算15アンダーの2位にカプルス。通算12アンダーの3位タイに、注目のタイガー・ウッズ、ボン・バンペルト、ジェフ・スルーマンが入った。特にタイガーは、最終日8つのバーディを奪うアグレッシブなゴルフを見せたが、2ボギー1ダブルボギーと出入りの激しい展開となり「68」でラウンド。この結果、ワールドランキングでタイガーが再びビジェイ・シンを抜きNo.1に返り咲いた。
そのほか、日本の丸山茂樹は、前半2番パー4でチップインイーグルを決め、絶好のスタートを切った。だが、その後はスコアに伸び悩み、終盤17番でダブルボギーを叩くなど、この日は1つ落としてホールアウト。通算2オーバーの57位タイで競技を終えている。