M.カイマーがプレーオフを制し、初のメジャータイトルを獲得!
2010/08/16 09:41
ウィスコンシン州にあるウィスリングストレイツで行われている「全米プロゴルフ選手権」の最終日。上位は1ストロークを巡る混戦となる中、通算11アンダーでホールアウトしたバッバ・ワトソンとマーティン・カイマー(ドイツ)のプレーオフへ。カイマーがこれを制し、自身初のメジャータイトルを手にした。
今大会のプレーオフは、10番パー4、17番パー3、18番パー4の3ホールによるストローク形式。1ホール目でワトソンがバーディを奪ってリードすると、2ホール目ではカイマーが4メートルを沈めてバーディを奪い、イーブンに戻す。迎えた3ホール目、ともにティショットは右のラフへ。ここで先に打ったワトソンのボールはグリーン手前のクリークに消え、5オン1パットのダブルボギー。対するカイマーは2打目をクリークの手前に刻み、確実にボギーフィニッシュ。今大会では初となる、ドイツ人のタイトルホルダーに名を刻んだ。
通算10アンダーの3位タイに、ザック・ジョンソンとロリー・マキロイ(北アイルランド)。通算9アンダーの5位タイに、ジェイソン・ダフナー、ダスティン・ジョンソン、スティーブ・エルキントン(オーストラリア)の3人が続いた。
フィル・ミケルソンは5ストローク伸ばし、通算6アンダーの12位タイ。タイガー・ウッズは通算2アンダーの28位タイで終えている。