2010年 全米オープン

石川遼、首位と1打差の好スタート!

2010/06/18 14:46
初の「全米オープン」で4位タイ発進! 堂々たるプレーを披露した石川遼

米国カリフォルニア州にあるぺブルビーチGLで行われている「全米オープン」初日、同大会初挑戦となる石川遼が素晴らしい18ホールを見せてくれた。

13時47分に10番ティからスタートした石川。序盤は緊張からミスショットも見られたが、2つのパー5でバーディを奪うなど、前半を3バーディ3ボギーで折り返す。「1日に2ラウンドしたようだった」という石川は、後半は雰囲気にも慣れて本来のプレーを取り戻す。8番までをすべてパーで切り抜けると、最終9番では7mのバーディパットを沈めて通算1アンダーでホールアウト。首位と1打差に迫る4位タイと幸先の良いスタートを見せた。

メジャー最高峰と言われる難易度を誇る「全米オープン」。初日に首位に立ったのは通算2アンダーでショーン・ミキールポール・ケーシー(イングランド)、ブレンダン・デヨング(ジンバブエ)の3選手。2位タイには石川を含む6選手が通算1アンダーで続き、初日をアンダーパーで終えたのは、この僅か9名だけ。

日本勢では藤田寛之が通算1オーバーで14位タイ、谷口徹が通算2オーバー・29位タイ、矢野東が通算3オーバー・47位タイ、横尾要が通算5オーバー・90位タイ、池田勇太が通算6オーバー・105位タイ。

タイガー・ウッズはひとつもバーディを奪えずに通算3オーバーの47位タイ、今季のマスターズを制したフィル・ミケルソンは通算4オーバー、66位タイとやや出遅れている。

海に近いラフは刈り込まれ、フェアウェイを外せば海へ落ちる。難易度を上げるための設定だ
過去に2度の心臓移植をしているプロゴルファー。初日は+6と苦しいスタート
久々に登場!先週月曜日の予選を東海岸の会場で出場・通過。そのまま西海岸までドライブしてきたそうだ
17番ホールのグリーンを見つめる・特に思い入れの強いホールだ
もう年だから、体が硬くなったよ~、とでも言わんばかり…。今回は特別推薦枠を得ての出場
種類のまちまちな芝が生えるため、色はマダラに。成長速度が異なるので、午後、グリーン面はでこぼこになる
2アンダーのラウンドで首位タイのスタート
あっぶねえ~!
母校、オクラホマステート大学のスクールカラーのオレンジ色のシャツを着てプレー。リッキー・ファウラーの後輩だ
4番ホール、足場の取れないバンカーショットを上手く打ってグリーンに乗せた
17番ホール、グリーンオンしたものの、パターでカップを狙えないので、ウェッジでアプローチ
日が傾く18番ホール、少し霧が出て幻想的な雰囲気に包まれた
バンカーの砂はフカフカ。カメラマン的には楽しく撮れます
ワトソンさん、見つけられますか?
8番でバーディを奪い、絶景を背にギャラリーの歓声に応える池田勇太
10メートルもの高低差、毎日上るのは選手もギャラリーも大変です
3番で長いバーディパットを沈め、力強くガッツポーズ!
17番でパーセーブ、ギャラリーの歓声に応える石川遼
ディフェンディングチャンピオンのL.グローバーは4打差の29位タイ発進とした
洋芝特有、綺麗にターフが飛んでおります

2010年 全米オープン