2010年 マスターズ

タイガーが3位に浮上!池田が予選突破、石川はリベンジならず

2010/04/10 07:23
首位に2打差、3位タイに浮上して決勝ラウンドを迎えるT.ウッズ (David Cannon /Getty Images)

ジョージア州アトランタのオーガスタナショナルGCで開催されている、海外男子ツアーの今季メジャー初戦「マスターズ」の2日目。快晴に恵まれたものの、日中を通して吹いた風とシビアなピン位置も重なり、全体的に伸び悩む展開となった。

その状況下、通算8アンダーで首位に並んでいるのがイアン・ポールターリー・ウェストウッドのイングランド勢。ポールターはこの日のベストスコアとなる「68」をマークし、6位タイからの浮上を果たした。

通算6アンダーの3位タイには、フィル・ミケルソンリッキー・バーンズアンソニー・キムチェ・キョンジュ(韓国)、そしてタイガー・ウッズが続く。タイガーはショット、パットともに好調をキープし、3バーディ、1ボギーの「70」をマーク。首位と2打差で迎える決勝ラウンドでは、ますます目の離せない存在となるだろう。

注目の日本勢では、2アンダーの17位タイからスタートした池田勇太がバーディ無しの「77」と乱調。それでも初日の貯金が活き、カットライン上となる通算3オーバーの40位タイに踏みとどまり、初の「マスターズ」で予選突破を果たした。32位タイからスタートした石川遼は、通算3オーバーで迎えた最終18番をボギーフィニッシュとし、僅か1ストローク及ばず2年連続の予選落ち。片山晋呉も通算8オーバーで予選落ちを喫している。

快晴に恵まれたオーガスタ。抜けるような青空にグリーンが良く映える (Harry How /Getty Images)
18番で健闘を称え合う石川遼とE.エルス。昨年の「プレジデンツカップ」ではチームメートだった (Harry How /Getty Images)
2日目は苦戦が続いたが、初日の貯金を活かして予選突破! (Jamie Squire /Getty Images)
1番でティショットを左に曲げるが、ここからパーをセーブ。2打目の行方を走って見に行くタイガー(Andrew Redington /Getty Images)
首位タイに浮上、メジャーに強い印象のあるL.ウェストウッド(Andrew Redington /Getty Images)
タイのスタープレーヤー、T.ジェイディは無念の棄権 (David Cannon /Getty Images)
近年はアメリカでも安定した実力を見せ始めているI.ポールターが首位タイに浮上 (Harry How /Getty Images)
50歳のF.カプルスは単独首位から後退。5打差で決勝ラウンドを迎える(Jamie Squire /Getty Images)
16歳のアマチュア、M.マナセロが大会史上最年少で予選を突破! (Andrew Redington /Getty Images)
P.ミケルソンはタイガーと並び3位タイ。 最終日・最終組の同組対決が見てみたい・・・(Jamie Squire /Getty Images)

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