2010年 アーノルド・パーマーインビテーショナル

エルスが単独首位!今田12位、石川32位で最終日へ

2010/03/28 06:50
2週間前の「WGC-CA選手権」で優勝。自身出場2連勝に王手のアーニー・エルス

フロリダ州にあるベイヒルGC&ロッジで開催されている米国PGAツアー第12戦「アーノルド・パーマーインビテーショナル」3日目、朝から気持ちよく晴れ上がり、青い空と緑の芝生にそよぐ風、きらきらと乱反射する池の水面の美しさが、選手たちの好プレーをより一層引き立てた。

3日目に入り、ピンポジションは難しい位置に切られたが、やはり上位選手はスコアを伸ばす。最終ホールでグリーン左サイドのバンカーから3mに寄せてパーセーブしたアーニー・エルスは、この日4バーディ1ボギーの「69」。通算10アンダーとして単独首位に立っている。

通算9アンダー、1打差の単独2位で追いかけるのは、2006年以来の4勝目を目指すベン・カーティス。通算7アンダーの単独3位にはクリス・コーチ、通算6アンダーの4位タイにはエドアルド・モリナリ(イタリア)とケビン・ナがつけている。

また、この日6バーディ3ボギーの「69」で回った今田竜二は、通算4アンダーとし前日の29位タイから12位タイへとジャンプアップ。一方、44位タイで予選を通過した石川遼も、1つスコアを伸ばして32位タイへ浮上。2人とも調子を上げてきているだけに、最終日が楽しみだ。

17番でボギーを叩いたが、9アンダー単独2位で最終日を迎えるベン・カーティス
フィル・ミケルソンは通算3アンダーの16位タイに後退してしまった
この日も1ストローク伸ばし通算1アンダー32位タイに浮上した石川遼
3番で2打目が池に入るピンチを迎えた今田竜二。しかしこの日は3ストローク伸ばして順位を上げた
意外とアクションや表情が良く変わるケビン・ナ。4位タイの好位置で最終日を迎える
3日目を向かえ表情もだいぶ柔らかくなった石川遼
やはり絶大な人気です!フィル・ミケルソンが通ると声援が鳴り止まない
アーノルド・パーマー氏の孫、サム・サンダースは3日目はスコアを崩し66位に後退
機嫌が良いのか優しい眼差しでこちらを見るのは単独首位のアーニー・エルス
ダンロップフェニックス以来ですね。エドアルド・モリナリさん、こんにちは
鉛筆くわえて歩いたら危ないですよ!ベン・カーティスさん
フィル・ミケルソンさん、あなたもカメラ目線ですか! バーディを奪った勢いでこちらをニヤリ
ショットが乱れ、首位の座を明け渡してしまったデービス・ラブIII
18番上空を旋回する飛行船。意外とモーター音うるさいですよ!

2010年 アーノルド・パーマーインビテーショナル