2010年 アーノルド・パーマーインビテーショナル

エルスら4人が首位に並ぶ! 今田、石川が予選通過

2010/03/27 09:06
手堅いゴルフで7アンダー首位タイに浮上したアーニー・エルス

フロリダ州にあるベイヒルGC&ロッジで開催されている米国PGAツアー第12戦「アーノルド・パーマーインビテーショナル」の2日目、前夜は激しい雷雨に見舞われたオーランドだったが、朝から昼と時間が経つにつれて雲は少なくなり、強い日差しが照りつけた。

2日目を終えて通算7アンダーで首位に並ぶのは、D.J.トレハン、ベン・カーティスデービス・ラブIIIアーニー・エルス(南アフリカ)の4選手。初日首位タイのラブIIIは、この日はスタートホールから9ホールで6バーディ3ボギーとパーが無い出入りの激しいゴルフ。後半は2つスコアを落として結局「71」でホールアウトしたが、初日の貯金を生かして首位タイをキープしている。

また、今大会の1998年のチャンピオンで、2週間前の「WGC CA選手権」で優勝したエルスも、この日3つスコアを伸ばし、今季2勝目へと前進。通算6アンダーの5位タイには、ケビン・ナレティーフ・グーセン(南アフリカ)、フィル・ミケルソンが続いている。

日本勢では、この日「70」で回った今田竜二が通算1アンダーの29位タイ、同じく「70」で回った石川遼が通算イーブンパーの44位タイで見事に予選通過を決めている。一方、池田勇太は1番でティショットをOBしてダブルボギーを叩くなど、一つスコアを落として通算5オーバー。予選通過はならなかった。

5ストローク伸ばし首位と1打差の5位タイに浮上したフィル・ミケルソン
一時は10アンダーまでスコアを伸ばしたデービス・ラブIIIだったが・・・
前日とは異なりドライバーショットも思い切り振りぬいていた石川遼
4番で絶好のバーディチャンスを決められず悔しがる今田竜二
パッティングが決まらず思わずうな垂れる池田勇太
石川とラウンドしたグレーム・マクドウェルは最終ホールで+4の「8」を叩き2打差で予選落ちとなった
先週も優勝争い加わったレティーフ・グーセン。今週は最終日まで持ちこたえるか!?
予選2ラウンドを終えた池田勇太。J.P.へイズのキャディの踵にひっかかり、危うく転倒するところだった!
初日は6アンダーで首位タイにつけた飛ばし屋J.B.ホームズ。2日目は不発で8位タイに後退
今田竜二の親友ジェイソン・ダフナーは前半に6アンダーまで伸ばしたが、3アンダーまで失速
自転車で警備中の警官も石川遼のティショットはじっくり観戦
アーノルド・パーマーの孫、サム・サンダースを応援する大弾幕。サムは無事に予選を突破した
ロングパットが惜しくも決まらず、思わず変な表情をした石川遼
ド派手なパンツを履いて登場したジェイソン・ゴア。米国のカーリングナショナルチームと同じデザイナーが作成している

2010年 アーノルド・パーマーインビテーショナル