【WORLD】疲れきったモルダーがフライズでの勝利を振り返る
2011/10/28 10:41
Golf World(2011年10月24日号) GW bunker edited by John Antonini
ブライス・モルダーは、疲労困憊になりながらもマックグラッドリー・クラシックを11位タイで終了。シーアイランドリゾートの最終ラウンドで68をマークした後に「正直疲れた。最後の最後で体力がなくなってしまったよ」と語り、「優勝のチャンスが無いとわかった瞬間に力が抜けてしまった。ラスト5ホール中2ホールでボギーを叩いてしまったしね。ただ納得はしているよ。今日はこの3週間で最悪のプレーをしてしまった」と続けた。
モルダーが明るかったのは、前週にフライズ・ドットコム・オープン(カリフォルニア州サン・マルティン、コルデ・バレ)で、ブライニー・ベアードと今季最長となる6ホールに及ぶプレーオフを制して勝利したから。しかし一方で、彼はタイガー・ウッズに話題をさらわれてしまっていた。
ウッズは同大会の最終日に観客からホットドッグを投げつけられるという騒動に巻き込まれ、これがジョージア工科大で4度オール・アメリカとなったモルダーの優勝よりも大きくメディアで取り上げられたのだ。
「ホットドッグ事件は別にして、家族は皆笑っていたよ。USA TODAYだったかな。僕の優勝の記事は1段落程度で、ウッズの話題は3、4段落はあったからね」と、キャリア132試合目にしての初優勝を飾ったモルダーは苦笑い。来年1月にハワイで開催される開幕戦までは大会出場を見送るモルダーは、「マウイでは良い試合になるかな」と笑顔で話してくれた。
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