2016年 三井住友VISA太平洋マスターズ

松山英樹 日米ツアー連勝のクラブセッティングは

2016/11/14 11:26
松山英樹は世界選手権を制した14本で御殿場も支配した

日時:2016年11月10日(木)~13日(日)
開催コース:太平洋クラブ御殿場コース(静岡)
優勝者:松山英樹

松山英樹が10月「日本オープン」に続き、スポット参戦した国内ツアーで2連勝。アマチュア時代の2011年の同大会で初優勝を遂げてから、日本では通算8勝目を飾った。

2週前の「WGC HSBCチャンピオンズ」から14本のクラブセッティングに変化はなかった。2日目の13番(パー3)ではミスショットとなった第1打を放った7Iを、怒りのあまりティグラウンド上で曲げてしまうアクシデントも。「悔しくて体重を乗っけたら…。ちょっと自分の体重が重すぎました。あのようなことがないように、次からはミスショットをしても穏やかにいきたい」と反省した。

御殿場ではシャフトをへし曲げてしまったことへの話題もさることながら、松山が気温10℃以下の寒さに包まれた同日に、打ち下ろしとはいえ203ydの距離で7Iを選択するパワーに驚くツアープロも多かった。

松山は米ツアーで初勝利を飾った2014年以降、ダンロップスポーツのスリクソンZ945アイアンで勝利を重ねている。ことしの「マスターズ」直後にZ765アイアンを実戦で握ったが、夏場に戻した。

<最終日のコメント>
「(最終ラウンドで)9アンダーを出せば日本ツアーの記録になると記事で読みました。初日から65、66、65と来ていたので、出せない数字ではないと。でも6番でダボを打って、その可能性がなくなりました。そこからは、ひとつひとつ伸ばしていければなと思った。後半に4つバーディが取れたので良かったです」

<最終日の使用ギア一覧>
ドライバー:キャロウェイゴルフ グレート ビッグバーサ ドライバー(ロフト:9度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD DI -8 (硬さ:TX、長さ45.5インチ)
ウッド:テーラーメイド ロケットボールズ ステージ2 フェアウェイウッド(3番)
アイアン:テーラーメイド M2 ツアーアイアン(3番)、ダンロップ スリクソン Z945 アイアン (4番-PW)
ウェッジ:クリーブランド 588 RTX 2.0 プレシジョン フォージド ウェッジ(52、56、62度)
パター:スコッティキャメロン Timeless
ボール:ダンロップ スリクソン Z-STAR XV ボール

2016年 三井住友VISA太平洋マスターズ