2021年 バンテリン東海C

最終日22パット チャン・キムのパターシャフトは「デシャンボーと同じメーカー」

2021/10/04 14:05
チャン・キムは好調だったパッティングで2021年初V

◇国内男子◇バンテリン東海クラシック 最終日(3日)◇三好CC西コース (愛知)◇7300yd(パー71)

単独首位から出たチャン・キムが逃げ切りで2020年「日本シリーズJTカップ」以来となるシーズン2勝目、ツアー通算6勝目を挙げて賞金ランキング1位に躍り出た。

タイトなフェアウェイが悩ましいコースでは、過去4度の出場で2019年の19位が最高だった。「練習ラウンドからパッティングのフィーリングがとても合っていて、そこに対して自信を持てたのが大きかった」と勝因を語る。

4週前の「フジサンケイクラシック」からパターをチェンジ。ピン ヘプラー アンサー 2 パターのヘッドにさしたシャフトは「デシャンボーと同じヤツ」。ブライソン・デシャンボーが愛用する米国のシャフトメーカー「LAゴルフ」のカーボンシャフトを装着。今年初めに同じ「TPZ One 35」をリッキー・ファウラーがテストして話題となった。

「ずっと自分に合うパターを探していて、それに近いものをやっと見つけた。自分の思っている強さで打てる」とほれ込む。実際、投入した「フジサンケイ」以降は5位→11位→6位→優勝と好成績を連発。パーオン率33.33%(6/18)と苦戦した今大会最終日も合計わずか22パットにまとめた。

1Wは前週「パナソニックオープン」からピン G425 MAX ドライバーにスイッチした。今季ドライビングディスタンスは“珍しく”2位(306.11yd)に甘んじているが、「いままでより賢くプレーするというか、ドライバーをただ単に遠くへ打って飛ばすより、いい位置に止めてセカンドを打つマネジメントに変えている」という意識改革も少なからず影響。3日目終了後のドライビングコンテストは333ydで連覇を飾るなど、一撃の威力は健在だ。

<最終日の使用ギア一覧>
ドライバー:ピン G425 MAX ドライバー (ロフト9度)
シャフト: グラファイトデザイン ツアーAD DI(重さ70g台、硬さX、45.25インチ)
フェアウェイウッド:ピン G425 LST フェアウェイウッド(3番14.5度)、ピン G425 MAX フェアウェイウッド(7番20.5度)
アイアン: ピン ブループリント アイアン(4番~W)
ウェッジ: タイトリスト ボーケイ SM8 ウェッジ (52、56度)、タイトリスト ボーケイウェッジワークス(60度)
パター: ピン ヘプラー アンサー 2 パター
ボール:タイトリスト プロ V1x ボール

ピン
ブレない革新。さらなる勝利へ。
発売日:2020/09/18 参考価格: 77,000円

2021年 バンテリン東海C