国内女子ツアー

笠りつ子が68ランク上昇 横峯さくらは100位圏外で年間終える

2016/12/27 08:12
国内ツアーで2勝を挙げた笠りつ子は世界ランク日本勢2番手で2016年を終えた

2016年の最終更新となる女子ゴルフの26日付の世界ランキングが発表された。ランキング100位以内で終えた日本人選手は10人で、昨年末時点の11人から1人減った。50位以内は野村敏京笠りつ子鈴木愛の3人だった。

日本勢のランクトップは野村の21位。昨年末の79位から、58ランク上げた。16年は米ツアーで2勝を挙げ、賞金ランクでも11位に入った。国内ツアーで2勝を挙げた笠は、昨年末の106位から38位に大きく上昇。鈴木は71位から42位に順位を上げた。

昨年末時点で146位だった堀琴音は、シーズン終盤戦で優勝争いを演じた。世界ランクは99位となり、初めて100位以内で年末を迎える。国内ツアーで2年連続賞金女王のイ・ボミは15位。韓国勢8番手となっている。

一方、米ツアーで苦戦が続く横峯さくらは昨年末の65位から118位にランクダウン。宮里藍は161位から115位に上がったが、トップ100には届かなかった。来季は国内下部ツアーを主戦場とする2013年の国内賞金女王・森田理香子は265位で終えた(昨年末は116位)。