稲見25位、古江28位、渋野31位で五輪代表懸けた最後の試合へ/女子世界ランク
2021/06/22 07:04
21日付の女子世界ランキング(ロレックスランキング)が発表され、国内女子ツアー「ニチレイレディス」で今季3勝目を挙げた申ジエ(韓国)が前週46位から40位に上げた。
東京五輪日本代表の2枠目を争う日本勢2番手の稲見萌寧が同大会41位に終わり、1ランク下げて25位に後退、3番手の古江彩佳は28位で変わらなかった。米ツアー転戦中で試合出場がなかった渋野日向子は4番手で31位のままだった。
次週28日付の世界ランクを基に決まる女子ゴルフの五輪出場権決定前の今週、稲見、古江は国内の「アース・モンダミンカップ」に出場。渋野はランキングを決めるポイントの高い海外女子メジャー「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」に出場し、一発逆転をかける。
米国女子ツアー「マイヤーLPGAクラシック」で優勝したネリー・コルダが、前週4位から3位に浮上。キム・セヨン(韓国)が4位に後退し、韓国勢のトップ3が崩れた。1位コ・ジンヨン、2位朴仁妃で変わらず。
同大会29位に終わった畑岡奈紗は1ランクダウンの11位で日本勢トップ、五輪代表は確実。試合出場のなかったメジャー覇者の笹生優花は1ランク下げて9位となった。笹生はフィリピン代表として五輪に出場する意向を示している。