2015年 三井住友VISA太平洋マスターズ

松山英樹は世界16位に後退 片山晋呉が日本勢2番手に浮上

2015/11/17 09:08
通算29勝目を挙げた片山晋呉が世界ランクを上げ、“五輪出場枠”の日本人2番手に浮上した

前週最も大きなポイントが動いたのは、ファイナルシリーズ第3戦の「BMWマスターズ」が開催された欧州ツアー。ツアー初優勝だったクリストファー・ブロバーグ(スウェーデン)は50ポイントを獲得して、前週から82ランク上昇し、世界67位となった。プレーオフに敗れて2位となったパトリック・リードも30ポイントを加算して世界14位に浮上。前週同15位だった松山英樹は押し出される形で16位となった。

月曜日決着となった米国男子ツアー「OHLクラシックatマヤコバ」は、グレーム・マクドウェル(北アイルランド)が今季初優勝。欧州ツアーを含めても2014年7月以来の優勝で、米ツアーでは2013年4月の「RBCヘリテージ」以来の通算3勝目。前週85位だった世界ランクは、24ポイントを加算して62位となった。

濃霧によって最終ラウンドが中止となった国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」は、世界4位のバッバ・ワトソンが出場していたため、ポイント配分が大きかった。ツアー通算29勝目を挙げた片山晋呉は22ポイントを獲得し、世界ランキングは前週116位から78位へとジャンプアップ。松山に次ぐ日本勢2番手に浮上した。

2015年 三井住友VISA太平洋マスターズ