2017年 バルスパー選手権

石川遼、最新“スティールヘッド XR PRO”の3Iを投入へ

2017/03/09 07:05
石川遼が実戦投入を決断した3I。アイアンの流れで打てるドライビングアイアンが流行の兆し

◇米国男子◇バルスパー選手権 事前(8日)◇イニスブルックリゾート&GC(フロリダ州)◇7340yd(パー71)

2週間ぶりの米国男子ツアー出場となる石川遼が、今週から新型アイアンを投入する。3月下旬発売予定のキャロウェイゴルフ スティールヘッド XR PRO アイアンの3番を、1月下旬から使っていたウッド型のUT(19度)に替えてバッグに入れる予定。「新しく出来たのを試してみたらにすごく良かった」と実戦投入を決断した。

昨年9月に発売されたキャロウェイゴルフ スティールヘッド XR アイアンをレスオフセットにした新型モデルは、「アイアンの流れで、少し球を高く打てるアイアンを探していた」という石川の要望にマッチしたもの。「飛距離はユーティリティより少し飛ぶくらい。球の高さは同じくらいで、スピンがもう少し入れば完璧」という。通常、石川が使うクラブはスピン量を増やす方向で調整しており、「あと0.5度とか1度、ロフトを寝かせたアイアンも作ってもらおうかなと思っているところ」と続けた。

米国男子ツアーでは、先週の「WGCメキシコ選手権」を制した世界ランク1位のダスティン・ジョンソンが1W、3Wの下に2I(テーラーメイド RSi TP UDI)を使い、また、松山英樹も3Wの下に3I(テーラーメイド M2ツアー アイアン)を入れることが多く、アイアンの流れで許容範囲の広いドライビングアイアンを使うという流れが増えてきている。(フロリダ州パームパーバー/今岡涼太)

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