ナイキゴルフ撤退で…マキロイがテーラーメイドのウッドを使用
2016/10/27 07:30
◇世界ゴルフ選手権◇WGC HSBC選手権 事前情報(26日)◇シェシャンインターナショナルGC(中国)◇7266yd(パー72)
昨季の米ツアー年間王者、ロリー・マキロイ(北アイルランド)が27日開幕のWGCで、米ツアーの2016―17年シーズンをスタートする。出身の欧州ツアーにおいては2016年シーズン終盤で、ポイントレースの「レース・トゥ・ドバイ」の行方を左右する大一番。欧米両ツアーのダブルタイトル奪取に向けた一戦だ。
中東で調整をしてから中国入りしたというマキロイ。その手には、新たなウッドがあった。ドライバーのほか、3Wと5Wも、テーラーメイド社のM2シリーズ。25日の練習日に続き、開幕前日の26日プロアマ戦も同じクラブをバッグに入れて最終調整した。
2013年に5年間の用具使用契約を結んだナイキゴルフはことし8月、シューズを含めたアパレルを除いて、クラブおよびボールなどの製造から撤退することを決めた。
9月の米ツアーの昨季最終戦「ツアー選手権」、欧州選抜として出場した「ライダーカップ」まで、スコッティ・キャメロンのパター以外はナイキ社のクラブを握っていたが、ここへ来てスイッチ。「ドバイでたくさんのクラブをテストしてきたが、気に入った」と話した。
現状、ボールは引き続きナイキのRZNツアープラチナム を使用している。マキロイは「ボールとの相性が大事」としており、今回の好感触も最終的な判断ではないことを強調していた。