2019年 ダイキンオーキッドレディス

新シーズンの注目ギアは?上田桃子はオデッセイ最新作をお持ち帰り

2019/03/05 16:42
ツアーで初お披露目された「ストロークラボパター」。カーボンとスチールの複合シャフトが目を引く

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 事前情報 4日(月)◇琉球GC(沖縄県)◇6514yd(パー72)

日本にゴルフシーズンの到来を告げる国内女子ツアーの開幕戦で、オデッセイの「ストロークラボパター」の最新シリーズ(2月22日発売)が初披露された。開幕前4日(月)の練習グリーン上では初めてテストをする選手たちの姿が見られ、契約選手の上田桃子は「めっちゃいい。今週パットが悪かったら試してみようかな」と好感触を口にし、上田に合わせてグリップを差し替えたモデルを持ち帰っていた。

今作の最大の特徴は、カーボンとスチールの複合シャフトを採用したことだ。カーボン素材を使用することで生まれた余剰重量を、グリップとヘッドに配分することでパター全体の慣性モーメントを向上させ、ストロークの安定性が増すのだという。

最新パターに高評価を口にした上田桃子

ヘッドやネックの形状が異なる全18モデルのうち、上田がテストしたのは「ストロークラボ ONEパター」というクランクネックのブレードタイプ。「フェース面が見えやすいし、柔らかすぎない打感も好き。フェースローテーションしやすい人には良いと思う」と印象を語った。

同モデルをテストした佐伯三貴も「転がりが良いし、ブレードタイプで芯を外しても(イメージ通りに)いってくれるのは画期的。カーボンとスチールのシャフトで良い感じで転がるのかな」と評価は高い。

担当者も「オデッセイパターの定番にしていきたい」と期待を寄せる新構造の最新パター。開幕戦から手にする選手の姿が見られる可能性もありそうだ。

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