葭葉ルミが72gの1Wシャフトをテスト
2018/03/20 17:30
◇国内女子◇アクサレディス in MIYAZAKI 事前情報(20日)◇UMKCC(宮崎県)◇6505yd(パー72)
昨季の平均飛距離1位の葭葉ルミが20日(火)、女子では異例ともいえる70g台の1Wシャフトを挿してコースで初テスト。雨がパラつく中で9ホールの練習ラウンドを行い、「球が重くなったし、“バシッ”と打てる感じ。飛んでいました」と好感触を口にした。
ヘッドはクレイジーの『CRZ-435』を継続使用。シャフトは、前週まで使用する同社製の『REGENESIS ロイヤルデコレーション』(硬さX 重さ50g 長さ46インチ)と、テスト中の『REGENESIS CB-80LS』(硬さS 重さ72g 長さ45.25インチ)の2本を打ち比べた。
練習ラウンドに帯同したコーチは「今回は実験的」と前置きした上で「振る力が強くなっているし、シャフトがしなる量も増えている。(70g台が)振れるようであれば、さらに前に行ける可能性がある」と22gも増量したシャフトテストに至る経緯を説明。「少し調整が入るかもしれない」(コーチ)とし、開幕までの残り2日間で実戦投入への判断を見極める。
葭葉は開幕戦から3試合を終えて平均飛距離1位(259.83yd)に立ち、今季も貫禄のパワーを見せつけている。一方で、57%のフェアウェイキープ率は79位と低迷しており、今回のテストは飛距離を落とさずに球筋を安定させる狙いもあるという。(宮崎県宮崎市/塚田達也)