2018年 ダンロップフェニックス

イ・ボミも使うZ-STARボールの“すべらない新作”を発見

2018/11/15 08:30
ツアープロに支給される発売前のボールは市場に出回らない箱で配布される

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 事前情報(14日)◇フェニックスカントリークラブ(宮崎)◇7027yd(パー71)

住友ゴム工業主催の大会で、ダンロップのボール「スリクソンZ-STAR」、「スリクソンZ-STAR XV」の新作がお目見えした。発売予定の来年初旬は2年に1回のリニューアル時期。すでに稲森佑貴がこのボールを使用して10月の「日本オープンゴルフ選手権競技」で優勝した。

今回もツアープロからのフィードバックをもとに作成。詳細の発表は11月末とされているが、見た目には商品名の両脇に入ったサイドロゴにわずかな変化があった。手で触ると、前作に比べて粘り気があり、“滑らない”感触があるのが特徴的だ。

稲森はスピン重視の「Z-STAR」を使用するが、「僕の中では5ydくらい飛距離が伸びた」ことを実感。「その分スピンが落ちるかなと思ったんですけど、アイアンで狙うとピタッと止まってくれた。打感も(前作から)違和感がなかった。粘る感じもあって、明らかに食いつきも良い」と話す。小田孔明らが使用し、女子ではここまでイ・ボミ全美貞(ともに韓国)が使うほか、香妻琴乃が9月の「マンシングウェアレディース東海クラシック」で待望のツアー初勝利を飾った。

飛距離性能重視の「Z-STAR XV」は大堀裕次郎塚田陽亮古田幸希小木曽喬吉田弓美子らがすでに実戦投入している。

Z-STARシリーズの新作。パットのライン合わせに最適なサイドロゴが変更された

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