“アイアン型”にもカチャカチャ テーラーメイドのUT3機種がデビュー
2018/07/13 17:06
次週のメジャー第3戦「全英オープン」(スコットランド・カーヌスティ)を前に、テーラーメイドからUTのニューモデルが披露された。ブラックでまとめられた3機種にはいずれも「GAPR」の刻印。通称“ギャッパー”という注目のギアだ。
ロングゲームで必要な距離、番手の間隔(ギャップ)を埋めるという意味が込められたシリーズ。ゴルファーが求める弾道の高さによって、ロングアイアン型のLO(ロー)、やや肉厚のMID(ミッド)、ウッド型のHI(ハイ)という3種類のヘッドがライアップされた。
目を引くのはネックにあるロフト、ライ、アングルを選べる弾道調整機能。ロングアイアンのようなLO、MIDにも、いわゆる“カチャカチャ”が搭載されている。テーラーメイド担当者によると、さらに各機種ともロフトは標準で3段階前後を用意したとか。「黒色でシャープに見えますが、ヘッドの長さや大きさもある程度ある」という。
12日(木)に開幕した欧州ツアー「スコットランドオープン」では松山英樹がさっそくテスト。1W、3Wに次ぐ飛距離を持つ番手としてキャディバッグに入れた。ちなみに松山が使う「LO」のプロトタイプは、弾道調整機能がない特別仕様になっていた。