松山英樹が“最後のZOZO”に挑戦 モリカワ、シャウフェレら日本に集結
◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 事前情報◇アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉)◇7079yd(パー70)
日米ツアー共催で行われる“アジア圏唯一のPGAツアー”が、24日(木)に千葉のアコーディア・ゴルフ習志野CCで開幕する。年間ポイントランキング上位125位を巡る来季シードもかかる秋季シリーズ(フェデックカップ・フォール)全8試合の第5戦。賞金総額850万ドル(約12億7330万円)をかけ、総勢78人が予選カットなしの4日間大会を争う。
フィールド中60人は米ツアーのフェデックスカップ・ランキングで選出。前年覇者のコリン・モリカワ、ことしのメジャー「全米プロ」、「全英オープン」で2勝を挙げたザンダー・シャウフェレ、元世界ランク1位のジャスティン・トーマスら世界のトップ選手が来日する。
世界ランキング7位の松山英樹は2月「ザ・ジェネシス招待」、8月「フェデックスセントジュード選手権」で優勝を挙げ、今夏の「パリ五輪」では銅メダルを獲得。今大会は凱旋出場となる。9月のプレーオフシリーズ最終戦「ツアー選手権」以来の実戦で、2021年以来の大会2勝目とツアー11勝目を狙う。
松山を含め日本勢は17人が参戦。久常涼が米ツアーメンバーとして臨み、来季米ツアーに昇格する大西魁斗はメインスポンサーZOZOの所属選手としてプレーする。
「日本オープン」終了時点の賞金ランキング上位8人の資格でフィールド入りした杉浦悠太、米澤蓮、小木曽喬、主催者推薦枠の幡地隆寛、清水大成は初出場となる。昨年4位に入った石川遼は2年連続4回目の出場。小平智が松山、今平周吾と同じ6年連続6回目の出場を決めた。
2019年に始まった「ZOZOチャンピオンシップ」は今大会で契約満了となり、ラストイヤーを迎える。第1回大会はタイガー・ウッズがツアー最多の82勝目を飾り、コロナ禍でカリフォルニア州のシャーウッドCCで行われた2回目はパトリック・カントレーが優勝。21年に松山が母国優勝を遂げ、22年にキーガン・ブラッドリー、23年にモリカワと大会史が紡がれてきた。
<主な出場予定選手>
コリン・モリカワ、サヒス・ティーガラ、ザンダー・シャウフェレ、イム・ソンジェ、松山英樹、ジャスティン・トーマス、ウィル・ザラトリス、ミンウ・リー、久常涼、チャン・キム、マット・クーチャー、リッキー・ファウラー、ゲーリー・ウッドランド、小平智、岩田寛、平田憲聖、金谷拓実、木下稜介、今平周吾、桂川有人、杉浦悠太、米澤蓮、小木曽喬、大西魁斗、幡地隆寛、清水大成、石川遼、片岡尚之