「うまく立て直せた」古江彩佳は4打差4位で週末へ 畑岡奈紗は27位に後退

◇米国女子◇CMEグループ ツアー選手権 2日目(22日)◇ティブロンGC ゴールドコース（フロリダ州）◇6700yd（パー72）

2位から出たエンジェル・インが6バーディ、3ボギーの「69」でプレーし、通算10アンダーの単独首位に浮上した。2023年「ビュイックLPGA上海」以来となるツアー2勝目へ、後続に2打リードで週末に入る。

通算8アンダーの2位に、11位から「68」で回ったチェ・ヘジン、首位から「72」と停滞したアン・ナリンの韓国勢が続いた。

17位から出た古江彩佳は6バーディ、3ボギー、連日の「69」でプレー。この日のベストスコア「66」をマークした今季7勝のネリー・コルダ、前年覇者のエイミー・ヤン（韓国）らと並ぶ通算6アンダー4位に浮上した。

古江は出だしの1番をボギー発進としながら、「うまく立て直して、しっかり集中してバーディを獲っていけた」と序盤のつまずきを引きずらない。1オーバーで折り返した後半に、上り2連続を含む4バーディを集中させた。初日よりも強く吹いた風にもしっかりアジャスト。「ショットも良くなっていき、風も（判断を）信じながらできたと思う」と笑顔で振り返った。

5位から出た畑岡奈紗は1バーディ、4ボギーの「75」とスコアを落とし、通算2アンダーの27位に後退。西郷真央は50位から「70」、笹生優花は28位から「73」とし、通算1アンダーの38位で残り2日を迎える。