福岡も“短パン”プレーOK 国内男子ツアー後半戦へ再スタート
◇国内男子◇Sansan KBCオーガスタ 事前情報◇芥屋GC(福岡)◇7216yd(パー72)◇
国内男子ツアーは、1週間のオープンウィークを経て残り12試合の後半戦がスタートする。第13戦は22日(木)に開幕で、賞金総額1億円(優勝賞金2000万円)で144人が出場する。舞台は玄界灘(げんかいなだ)を望む福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部で、ツアー会場ではまれな高麗芝のグリーンを採用したコースだ。
昨年大会はソン・ヨンハン(韓国)が通算17アンダーで優勝。最終日は宮里優作、永野竜太郎と並んで首位から出て「69」でプレー。途中2年間の兵役を挟み、約7年半ぶりのツアー2勝目を挙げた。
賞金ランキング1位の桂川有人が欧州ツアーに本格参戦で不在の中、今年の大会をけん引するのはランク2位の杉浦悠太、3位の米澤蓮、4位の金谷拓実。米澤は直近の「横浜ミナト チャンピオンシップ」で今季2勝目を挙げており連勝に挑む。金谷は平均ストローク1位「69.434」の安定感が持ち味だ。歴代覇者の河本力(22年)、比嘉一貴(19年)、石川遼(16年)も参戦。15年、17年覇者の池田勇太は主催者推薦枠で出場する。
予選ラウンドの組み合わせが20日に発表され、米澤と金谷が阿久津未来也と同組、蝉川泰果、平田憲聖、河本の若手3人が同組、石川、ソン、杉浦が同組となった。
なお今大会は「横浜ミナト-」に続き、本戦での短パン着用が認められる。大会期間中は9番グリーン付近でビール飲み放題のイベントが行われるほか、ことしも恒例の各選手の選曲によるスタートティ登場や、週末の土曜日(24日)には福岡の女性アイドルグループHKT48メンバーによるスペシャルライブもある。
<主な出場予定選手>
ソン・ヨンハン、石川遼、池田勇太、石川航、出水田大二郎、稲森佑貴、今平周吾、岩田寛、河本力、香妻陣一朗、蝉川泰果、時松隆光、比嘉一貴、平田憲聖、宮里優作、米澤蓮