御殿場からマスターズ&全英へ 日本勢10人がアジア太平洋アマの頂点目指す
◇アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権 事前情報◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7217yd(パー70)
アジア太平洋ゴルフ連盟とオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ、R&Aが主催するアジア太平洋地域のアマチュアナンバーワンを決める4日間大会が10月3日(木)に開幕する。
優勝者には来年の「マスターズ」と「全英オープン」出場権が与えられる。歴代覇者には松山英樹(2010、11年)、金谷拓実(18年)、中島啓太(21年)が名を連ね、大会を世界へ羽ばたくきっかけにした。
日本開催は松山が制した10年大会(埼玉・霞ヶ関カンツリー倶楽部 西コース)以来2度目。会場となる太平洋クラブ御殿場コースは18年にリース・ジョーンズ氏の設計、松山の監修で全面改修を行った。例年国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」の舞台となっており、今年4月には日欧共催競技「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」をホストした。
日本からは国別最多の10人がエントリー。1月「ソニーオープン」でPGAツアーデビューを果たした中野麟太朗、昨年「トヨタジュニアゴルフワールドカップ」で個人戦、団体戦の2冠を挙げた佐藤快斗、松井琳空海、隅内雅人は昨年に続く挑戦となる。中野は4月「ISPS―」に出場しており、開催国ならではの“地の利”を生かせるか。
22年「世界ジュニアゴルフ」男子15歳-18歳の部を制した本大志、5月のABEMAツアー「太平洋クラブチャレンジ」で3位に入った福住修、47歳の豊島豊、古瀬幸一朗、小林翔音、丸尾怜央は初出場となる。
<日本選手>※順位は9月25日時点の世界アマチュアゴルフランキング
福住修(ふくずみ・しゅう/21歳/専修大)300位
古瀬幸一朗(ふるせ・こういちろう/21歳/東北福祉大)317位
小林翔音(こばやし・しょおん/18歳/日大)253位
丸尾怜央(まるお・れお/18歳/日章学園高)811位
松井琳空海(まつい・りうら/17歳/第一学院高)654位
本大志(もと・たいし/19歳/アリゾナ大)265位
中野麟太朗(なかの・りんたろう/20歳/早大)109位
佐藤快斗(さとう・かいと/18歳/東北福祉大)291位
隅内雅人(すみうち・まさと/19歳/日大)116位
豊島豊(とよしま・ゆたか/47歳/東千葉CC)1093位