～プロのこだわり5箇条～ ＜第8回＞久保谷健一
＜1＞体調不良でもお酒を飲む
試合中でも基本的に毎日お酒を飲みます。量はその日によって異なりますが、風邪気味だったりしても飲むようにしています。これは習慣というか、自分の中での決めごとなんですが、具合が良くないからと酒を抜いても、決して良くなるわけではないので。どんな時でも飲むというのが一番のこだわりかな。
＜2＞キャップではなくサンバイザー
本降りの雨の日にはキャップをかぶったこともありますが、自分はサンバイザー派ですね。髪型が崩れるというのもちょっと違うんですが、キャップだと蒸れてしまって集中力が欠けてしまうんですよ。周りからもバイザーのイメージしかないって言ってもらえるので、自分のトレードマークになっていますから。
＜3＞朝、昼は食べない
自分たちは18ホールを通しでラウンドしますので、ランチを摂る習慣はありません。となると朝食はしっかりと食べるって答えを期待したでしょ。残念ながら、自分は朝食も食べないんですよ。正確に言うと食べられないんです。長年朝食べる習慣がないので、食べると胃がもたれるんです。だから1日1食、充実した晩ご飯をいただいています。
＜4＞派手なウェアは着ない
ウェアで目立ちたくないんですよ。派手なゴルフも好きじゃないしね。自分の持ち味は粘り強く、きっちりとパーを積み重ねて我慢のゴルフの中で時々バーディを奪う。そんなゴルフがすきなんですよね。だから、ウェアも地味に、ゴルフも地味というか堅実に。見ている方々は面白くないかもしれないけど、これが自分のゴルフっていうのを追求していくと決して派手なゴルフには結びつかないんでね。
＜5＞練習が自信の裏付けになる
練習は好きですね。時間もたっぷり使う方だと思います。その日ごとにテーマは違いますが、自分で納得がいくまでやりたいんですよね。練習を重ねることで、そのショットが体にしみこむまで続けますね。練習できないと安心もできないし、たくさんボールを打つことが自信にもつながりますので。