米国男子ツアー

ウッズが「PNC選手権」でブリヂストン新ボールを使用

2021/12/21 09:28
“復帰戦”でテストした新たなボールはタイガー・ウッズ自ら開発にも携わった(Sam Greenwood/Getty Images)

タイガー・ウッズが新しいボールを携え、「PNC選手権」で競技に復帰した。

2018年以来ブリヂストンのツアーB XSボールでプレーしてきたウッズは、フロリダ州オーランドのリッツカールトンGCで、新しいツアーB XSボールのプロトタイプ版を実戦投入。彼はこのボールとブリヂストンのリアクティブ・ウレタンカバー方式の開発に深く関わってきた。

ウッズは2019年の「ZOZO選手権」でPGAツアー歴代最多タイとなるツアー82勝目を挙げて以降、ツアーB XSのアップデート版の開発に取り組んで来た。

ウッズは15日、「このボールを完璧なものにするプロセスは、非常に楽しいものだった」とツイート。

「僕はこれまで自宅でこの新しいツアーBプロトタイプをテストしてきたし、『PNC選手権』で実戦投入することを楽しみにしている。この大会は、僕にとってプロトタイプのテストから次の段階へ進める上でうってつけの場所だ」

ウッズはさらに、このボールのショートゲームでの恩恵について話した。これまでの世代のツアーB XSボールでは、ブリヂストンは(ツアーB Xと比べ)グリーン周りでのスピン量向上と、やわらかい打感に重点を置いてきた。

ブリヂストンは今のところ、最新のツアーB Xシリーズについて、その販売に関する詳細を伝えていないが、2022年モデルのツアーB X、ツアーB XS、ツアーB RX、そしてツアーB RXSに関する正式発表は、もうすぐと見て間違いなさそうだ。

(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)