タイガー・ウッズがシャーウッドで新3Wを使用
2020/10/27 11:00
タイガー・ウッズが使用ギアを変更するときは、いつだって一大事である。彼のパターグリップが良い例だ。今年に入り、長年使用してきたピンマングリップからラムキンのフルコードへ替えた際、ギアマニアは大騒ぎした。
「ZOZOチャピオンシップ@シャーウッド」にディフェンディングチャンピオンとして出場したウッズ。競技が始まる前に、彼のバッグにドライバーやフェアウェイウッドが余分に入っている写真を目にすることは珍しいわけではないが、この部門に変更があるのはかなり稀である。特に3番ウッドと5番ウッドについては。
彼から信頼されているテーラーメイドM3の5番ウッドは、その他の残留クラブとともにバッグに残ったのだが、M5の3番ウッドは彼のバッグから姿を消した。
タイガーは21日(木)に、新しい3番ウッドをバッグに加えた。これはロフト角15度のテーラーメイドSIM Ti(アップライト設定で14度に調節)であり、シャフトは三菱ケミカル ディアマナD+ 70TX(42.5インチ、D4)が装着されている。
実際的な仕様はM5と完全に一致しているのだが、テーラーメイドのツアートラック担当であるクリス・トロット氏によると、この変更にはそれなりの理由があるとのことである。
「他の多くの選手たちと同じように、タイガーはオーガスタへ向けて準備を整えています」と同氏。「この3番ウッドは、これまで彼が試合で使用してきたものよりも少しだけ飛距離がでるので、彼にとっても簡単な判断でした。オーガスタでは、そういうクラブが必要になりますから」
(協力/GolfWRX、PGATOUR.com)