米国男子ツアー

フィル・ミケルソン 母校アリゾナ州立大学のアシスタントコーチに就任へ

2014/11/14 11:20

By Staff, PGATOUR.COM

母校のコーチ就任が報じられたP.ミケルソン

世界ゴルフ殿堂入りを果たしたフィル・ミケルソン。『ゴルフウィーク』の報道によると、彼の履歴書に新たに“コーチ”が加わるようだ。

ミケルソンは現在、アリゾナ州立大学の臨時アシスタントを務めている。同大学は彼の母校で、在学中の1988年から92年の間にはNCAAの年間最優秀選手賞に3度輝き、16もの大会で優勝した。ミケルソンの弟ティムはサン・デビルズ(注:アリゾナ州立大学のスポーツチーム)のヘッドコーチだ。

とはいえ、ミケルソンがすぐにプロの世界を去るというわけではない。メジャー5勝の彼はPGAツアーでのプレーも続ける予定だ。

ミケルソンは今年9月にジョー・プリンスがアリゾナ州立大学を去った時から臨時アシスタントを務めている。2015年春または初夏からは、臨時ではなく常任になるといわれている。

アシスタントコーチのミケルソンは勧誘の電話ができるとのこと。『シドニー・モーニング・ヘラルド』紙によると、彼はすでにオーストラリアのジュニア選手、ライアン・ラッフェルズに接触を図ったという。

「僕の学校の友達がイタズラ電話をかけてきたのかと思ったよ」と、16歳のラッフェルは同紙に話していた。

アリゾナ州立大学の2015年最初のトーナメントは、1月26日と27日に同州ツーソンで行なわれる「アリゾナ大学対抗」。サン・デビルズは直近3試合でいずれも2位に入り、フォールシーズンを終えた。

興味深いことに、この日程はミケルソンが1991年から毎年出場している「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」開催直前の月・火曜日にあたる。彼はアリゾナ州立大学在学中に、ツーソンでの「ノーザンテレコム・オープン」でPGAツアー初優勝を成し遂げた。