2014年 ザ・バークレイズ

アダム・スコット 「ザ・バークレイズ」2連勝なるか?

2014/08/21 10:03

By Brian Wacker, PGATOUR.COM

いよいよプレーオフに突入。アダム・スコットは今シーズンの有終の美を飾れるか?(Ross Kinnaird/Getty Images)

オーストラリア出身選手として史上初めてグリーンジャケットに袖を通したアダム・スコットの目の前を、メジャー7大会がはかなく通り過ぎた。

「自分が優勝したマスターズ最終日に、もし『今後のメジャー7大会で1勝はできると思うか?』と聞かれていたら、自信を持って『できる』と答えていただろうね。でも、そうはならなかった。この結果はサプライズでもなんでもないよ。ゴルフとは、そういうもの。簡単に勝てるほど甘くはない」

昨年の「マスターズ」王者の言葉を借りれば、去年勝った「ザ・バークレイズ」2年連続優勝までの道のりは、長く、険しいということなのだろう。

今シーズンのスコットは、「全米オープン」と「全英オープン」で2度のトップ10入りを果たし、メジャーでも健闘している。ただ、優勝したのは、出場したPGAツアー15大会で1回のみだ。

昨シーズンはフェデックスカップ優勝に大きく近づきながらも体調不良でタイトルを逃したこと、そして今シーズンの結果を合わせて考えると、スコットは既に何かを得られた気がすると話した。

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昨年リバティナショナルで開催された「ザ・バークレイズ」で優勝したスコットは「これから先、今年何かを得たと感じるようになると思う」と口を開くと、現在の心境をこう答えた。

「もちろん、メジャーで勝てると自信を持って臨んだのに結果を出せなかったのは残念だった。ただ、いつだって何かのためにプレーしている。それが今週のことなのか、それとも先の話なのかはわからない」

「今シーズンが終わるまでに、PGAツアーで最低1勝はしたい。もしくは2勝してフェデックスカップを取れれば、なお良いね。結果が出れば、今のプレーに自信が持てる。ひょっとすると、自分が勝ち取れると感じていたような結果を残せなかったからかもしれないけれどね」

2014年 ザ・バークレイズ