2014年 HP バイロン・ネルソン選手権

不調気味のスピース、次週への意気込みを語る

2014/05/19 14:19

By Mike McAllister, PGATOUR.COM

ジョーダン・スピースにとって、地元ファンの前で勝利を手にすることほど最高なことはないだろう。だがそれと同時に、「HP バイロン・ネルソン選手権」が行なわれるTPCフォーシーズンズリゾートのコースとの相性はあまり良くないことも分かっていた。

ここ5週間の「マスターズ」や「ザ・プレーヤーズ選手権」で優勝争いに加わっていたスピースだが、今大会の決勝ラウンドではそうはならず。大会3日目には3オーバー「73」で上位集団から外れた。最終日は2アンダー「68」と健闘したが、今大会における2アンダーは、リーダーボードではかなり下の位置になることを意味していた。

「今大会はキツかった。誰よりも経験を積んできたコースで、最高のプレーをしたいと思っていたからね」と、4度目の大会出場を振り返った20歳のスピース。「・・・でも期待外れだとか、ネガティブには捉えていないんだ。今日(最終日)はとても素晴らしい日になったと思う。家族や友達の前でプレーして優勝したかったけど、今回は実現しなかった」。

「だけど、この場所ではこれから何年もプレーするだろうし、楽しみにもしているよ」。

3日目までは、ボールをフェアウェイに運ぶのに苦労していたスピース。初日と3日目はそれぞれ4回しかなかった。今大会でのフェアウェイキープは25ホールで、これまで出場したPGAツアー46試合中、最も低い数字だった。

だが、地元ダラス出身のスピースは最終日の朝に“練習場で何かを見つけ”、それがショットにも良い影響を与えたという。

その勢いは次週、より相性の良いコロニアルCCでの「クラウンプラザインビテーショナル」に持ちこされるだろう。

「自分のゲームに合わないゴルフコースだけど、今日なら6アンダーは簡単に出せたかもしれない」とスピース。「自分と相性の良いコースで次の試合に臨むのには、とてもいい感じだね」。

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