若手のホープ アマチュアの17歳シェフラーが予選通過
TPCフォーシーズンズリゾート(テキサス州)での「HP バイロン・ネルソン選手権」2日目。地元ダラス出身のスター、ジョーダン・スピースと比較されることもある17歳のアマチュア、スコッティ・シェフラーが決勝ラウンドへと駒を進める。
全米トップクラスのジュニア選手であるシェフラーは、今大会2日目を2アンダーの「68」でホールアウト。予選通過ラインは1オーバーなので、通算1アンダーの彼は難なく決勝ラウンドへと進む。
「今はとてもいい気分だね」と話すシェフラー。「プレーが進むにつれキツくなっていったけど、いい結果で終えられた」。最初の7ホール終了時点で4バーディを奪取し、ギャラリーの間で話題となっていたシェフラー。折り返しでの連続ボギーでトーンダウンしたが、その後はパーセーブで乗り切った。
さらに15番、16番ホールでも連続ボギーを叩いたが、17番(パー3)では10メートル強からのバーディパットを決めた。
シェフラーには今、4年前の「HP バイロン・ネルソン選手権」でのスピースのように注目の的となる可能性がある。当時16歳だったスピースは大会3日目終了時点で7位タイにつけ、最終的に16位タイでフィニッシュした。「トップ10に入ろうと挑戦してみたかったんだ」と語るシェフラー。「そして今、そのチャンスを手にしたってわけ…」。
「決勝ラウンドでプレーするのはこれが初めてだから、ちょっと緊張するかも。はっきりとは言えないけど、きっと楽しいだろうね」。
<スコッティのコメント>
妹がキャディを務めていることについて:「かなりいい感じだよ。妹はかなり力になってくれている。普段からあれこれ助けてくれるんだけど、それはコースでも変わらないね」。
メディアからの注目度が増していることについて:「僕にとっては未経験のこと。1台のレコーダー(を向けられるの)には慣れてるけど、ここにはいくつあるの? 6つか7つ? やっぱり違うよね」。
大会2日目の彼を見に来た、ハイランドパーク高校のクラスメート全員について: 「皆は間違いなく、家族とモメてからここに見に来てくれたんだろうね」